写真で見るタイの魚介類

プラー(ปลา, Pla, 魚, Fish)、ホーイ(หอย, Hoy, 貝, Shellfish)、プー(ปู, Pho, 蟹, Crab)。
店頭で見かけたもの、自分で釣り上げたり採取したものを掲載しています。

海水産

プラー・サバ(ปลาซาบะ, Pla saba, 鯖, Mackerel)
サバ

タイ語でも「サバ」。タイの人がサバを食するようになったのは近年の事で、日本の影響らしい。
今では、いたるところで生や焼いたものを売っています。大きなスーパーでは「しめ鯖」も並べられています。
目がしっかりしていて、身に弾力のある新鮮なものを使えば、味噌煮やしめ鯖に十分使えます。
一匹60~100B。

タイでは、真鯖と、腹部が胡麻模様の胡麻鯖が混ざって売っています。
日本では、胡麻鯖の評判は今一ですが、夏に関していえば鯖よりも脂の乗り切った胡麻鯖の方が美味ですから、暑いタイでは、痩せた鯖よりは太った胡麻鯖を選びましょう。

プラー・インシー(ปลาอินทรีย์, Pla insi, サワラ, Spotted mackerel)
プラー・インシー

市場で買った、小ぶりのプラー・インシーを、軒先で干してみました。

塩水に充分漬けてから一週間ほど乾燥させたものを薄く切り、油で揚げると独特の味と香りがして、カーウ・トム(ข้าวต้ม, Khao Tom, おかゆ)の具に絶品。
日持ちが良いので、1本ごと買うと小さなもので100~200Bと安価。

ホーイ・クレーン(หอยแครงลวก, Hoy Kraeng, 赤貝)
ホーイ・クレーン

小ぶりのものをさっと湯通しします。
タイ人の「飲兵衛」には欠かせない酒のつまみですが、日本人には鮮度が気になります。
購入する時は、新鮮なものを選び、塩水で充分に洗ってから調理します。

ホーイ・ナン・ロム(หอยนางรม, Hoy Nang Rom, 牡蠣, Oyster)

タイでも生食用と加熱用があり、たまに、大型の生牡蠣も店頭に並んでいます。

タイ人も牡蠣は大好きで、牡蠣の剥き身ともやしを炒めてコーンスターチ(とうもろこしの粉)でとろみを付けた、タイ風もんじゃ焼きは絶品です。熱々を頂くと非常に美味しい。
新鮮な大型の天然牡蠣が手に入ったら、細ねぎを刻み、マナーオを絞り込んで「牡蠣酢」にしましょう!

ホーイ・マレーン・プー(หอยแมลงภู่, Hoy Malen Phu, ムール貝)
ホーイ・マレン・プー

主に酒のつまみ。蒸したり茹でたものの殻をこじ開け、身の付け根にある硬い「ヒゲ」を取り除きながら食べる。
料理にも使われ、屋台でよく見かけるホーイ・トー(ト)(หอยทอด, Hoy Tod)はムール貝の剥き身と野菜、小麦粉を使ったタイ風お好み焼き。
中でも、ホーイ・マレーン・プー・ドーン(ムール貝の剥き身の塩辛)は絶品。

クン(กุ้ง, Gung, 海老, Shrimp)
クン

エビの総称。小さなものから大きなものまで種々雑多。

プー(ปู, Phu, 蟹, Clab)
プー

蟹の総称。日本でもお馴染みのガザミ系の蟹が豊富に取れます。
日本では、スープのだしにしか使われないこの手の蟹も、タイでは大もての蟹の代表です。
その他、正式には蟹でありませんが、カブトガニやヤシガニ等の珍しいのも。
珍味なら、カブトガニの卵かヤシガニですね。

時折、バンコクやチェンマイなどの幹線道路で販売しているプー・チャッカチャン(ปูจักจั่น, Pu Chaka Chan, 蝉蟹, 旭蟹)は、ヤドカリの一種。日本でも、暖かい地方では満月の夜に大挙して海岸へ上がって来ますが、味は今一つで地元の人もあまり食べません。
ちなみに、アサヒガニもヤシガニも後ろ歩きが出来ます。これは、ヤドカリ科の特徴です。

プラー・ムック(ปลาหมึก, Pla Muk, 烏賊)

イカの総称。小さなものから中くらいのものまで売っていますが、くれぐれも、鮮度の良いものを選ぶようにしてください。
屋台などで売っている剣先イカのするめは美味しいです。
ちなみに、タイでは蛸もプラー・ムックと呼びますが、こちらは気持ち悪がって食べません。
だだし、イサーン地方では何でも食べるので、市場に沢山並んでいます。

淡水産

プラー・ニン(ปลานิล, Pla Nin, 仁魚, テラピア)
プラー・ニン

タイ国民の蛋白源確保の一環として、プーミポン国王の御要請で日本の明仁皇太子(当時)から50匹が送られ、御名を一字拝借して「仁魚」と命名されました。もともと繁殖力が強く成長も早い魚ですが、タイの気候も相まってか今では全土に生息しており、最も一般的な魚となっています。
丸ごと油で揚げるのが一般的。

成長すると40~50cmにもなり、背びれには長くて鋭いとげが連なる。
食性がへらぶなに似ているのか、へら仕掛けで入れ食いになる。餌は市販の練りえさで充分。
取り込み時のひれには十分注意しないと、どんな小さな魚でも血だらけになります。

プラー・カーオ(ปลาค้าว, Pla Khao)
プラー・カーオ

ご飯のように白い魚の名称を持つ。日本のフナに似ていますが、体系は菱形でうろこが大きく細いひげがある。
40~50cm 以上に成長し、白身で柔らかく、塩焼き、唐揚げ、天ぷら、いずれも美味。
沢山釣れるますが、棚も浅く殆ど向こう当たりで釣れるので、釣趣はありません。雑食性。

プラー・グライ(Pla Glai, ナイフフィッシュ)
プラー・グライ

腹部から尾びれにかけての斑点が特徴。日本では観賞用としてお馴染みの古代魚。
珍客なので、たまに釣れると嬉しい。
こちらでは食用で、白身で癖が無く、すり身にしたルークチン・プラー(ลูกชิ้นปลาระเบิด, 魚のつみれ)には欠かせない魚です。

プラー・ジッソー(Pla Jisot)
プラー・ジッソー

体系はニゴイに似ており細いひげがある。成長すると50~60cmにもなる。
引きが強く釣趣が良い。地元の人は吸い込み仕掛けでこの魚を狙います。
小骨が多く味もぱっとしませんが、骨切りをして唐揚げにするとそこそこいけます。
タイ人はというと、手馴れたもので、鱗をとって三枚におろしたら小骨ごとみじん切り。
岩塩をたっぷり放り込んで、魚のスープにしてしまいます。鮮やかなものです。

プラー・チョン(ปลาช่อน, Pla Chon, 雷魚)

日本にも居る雑食性の雷魚。成長すると1mにもなる。
釣れるとタイ人は喜ぶが、日本人には嬉しくもなんとも無い。

ある日釣りをしていたら、対岸で水柱が上がって、草むらから猟師が出て来た。
何と、地元の人は手製の鉄砲で雷魚の大型を狙うのです。
岸辺の草むらにじっと身を潜め、夕まずめに雷魚が小魚を求めて岸に近づいて来たところを狙うのですが、これがなかなか当たらない。

プラー・ドゥック(ปลาดุก, Pla Dok, ナマズ)
プラー・ドゥック

全土の河川や池に広く分布している。
タイの人が食用として最も好む魚のNo.1。釣れると歓声が上がる。
料理法は多岐に渡るが、内臓を取って丸ごと油で揚げるのが一般的。

プラー・ブック(ปลาบึก, Pla Buk, メコン大ナマズ)

メコンの大河に生息する大ナマズ。小型のものは、タイの内陸部でも見られる。
体長は数メートルで200Kg以上にもなり、肉は鮮やかなピンク色で肉質は獣肉のよう。

プラー・ブー(ปลาบ, Pla Boo, カジカの一種)
プラー・ブー

山岳部の比較的水の綺麗な湖水に住む。大きなものは体長1mにもなる。
身は柔らかく最高に美味。
熱帯の山岳部で寒い時期に、日本式「カジカ鍋」をつつくのも風流、というか贅沢。
300B/kg前後。

クン・カンカン(กุ้งก้ามกราม, Gung Kankan, 手長エビ)
クン・カンカン

写真のオスは体長30cm、手も含めると全長70cmにもなる。
メスは腹部に卵を抱え、オスに比べると手が短い。
味は伊勢えびに劣らず美味。500B/kg前後。

ホーイ・コーン(หอยโข่ง, Hoy Koon, タニシ)
ホーイ・コーン ホーイ・コーン

日本では殆ど見られなくなった淡水産のタニシ。
一昼夜綺麗な水で泥を吐かせて卵とじにすると最高。
右の写真は体長6cmもある巨大タニシだが硬くて美味しくないとの事。

ホーイ・トゥ・レン(Hoy Thu Len, カワニナ)
カワニナ

比較的綺麗な河川に生息し、蛍の幼虫の宿主でも有る。
この貝が見つかれば、雨季初めに蛍の乱舞が見られます。

プー・トン・ナー(Phu Ton Na, 沢蟹)
沢蟹の一種 沢蟹の一種 沢蟹の一種

イサーン料理のソムタム(ส้มตำ, Som Tam)に欠かせないのが、塩漬けのプー・トン・ナー。
写真の中央と右端は、近くの小川で捕まえた掌大の、巨大なつめを持つオス。
ここまで大きいのは、なかなか珍しいです。

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No.000269 李中 東京都 2016-07-02 15:59:14
プラージッソーを検索していたら辿り着きました、、(笑
こういうページもあったのですね、、とても参考になりました。ありがとうございました。
タイ語板(http://6312.teacup.com/seicha/bbs/t43/l50)へリンクさせて頂きました。